Column & Diary

[代表雑記 013] 罪悪感知らずのバスタイム

2017年10月23日

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今回はちょっとしたライフハック的なお話です。
いやいや、“ライフハック”って言ってみたかったのです。

みなさん、お風呂はシャワー派ですか? 湯船に浸かる派ですか?
僕は基本的には、湯船派です。
仕事がひと区切りし、今日はこれぐらいにしとこうかな、と思うやいなや、
湯船にお湯をため、すぐさまドボン!と浸かる、あの至福の解放感。
また、飲み過ぎた日の翌朝に入るお風呂も、いいものですな。
まるで皮膚から栄養素が染み込んでくるような、全身を包む蘇生感。
おお、生き返るううーーと、うめき声を上げるなというのが無理というものです。

そんな湯船に浸かる派につきまとう、ちょっとした悩みが、
「お湯入れてるの忘れてて、あふれさせてしもたー!」ではないでしょうか。
セレブリティなお宅には、お湯が自動でストップする機能なども備わっているのでしょうが、
ここではもっと一般的な家庭を想定して話を進めさせていただきます。
この、お湯張りの失敗。僕はしょっちゅうやらかしていました。
はっ!と思い出し、あわてて浴室のドアを開けると、
浴そうのお湯が湯処の源泉掛け流しばりにあふれまくっているのを見た時の罪悪感。
こうなってしまうと、バスタイムの楽しさは半減です。

そんな失敗を、僕はあるモノを用意するだけで一掃しました。
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、このまま勢いで語ってしまいます。
ある日、気づいたのです。「そうだ、タイマーを使えばいいんじゃないか」と。
まずは浴そうのお湯の蛇口を最大に開いて、何分でちょうどいい量になるか、測ってみるのです。
時間がわかればタイマーをセットし、あとは蛇口を開けて、スタートボタンを押すだけ。
タイマーが鳴ったところで浴室へ行って蛇口を閉じれば、
完璧なお湯張りの湯船を完成させることができます。
さらにタイマーを持ち歩いてしまえば、家のどこにいても、
アラームが聞こえなかった、なんて事態を防ぐこともできます。

書いている本人でさえ、ここまで読み返してみると、当たり前だろう、という感想しか出ませんが、
実際にやってみると、なかなか使える暮らしの知恵、ライフハックだと実感できるはず。
10月も終わりに近づき、これから肌寒い季節が本格的にやってきます。
暖かい湯船は、冷えた身体にとって、なによりのごちそう。
あなたもこのミラクルタイマーシステムで、
罪悪感知らずのバスタイムを楽しんでみてはいかがですか。