Column & Diary

[代表雑記 007] 空をスーッと並行移動する夢

2017年10月9日

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よく見る夢のパターンに、“空を飛ぶ”というものがあります。
状況は毎回違いますが、だいたい同じなのはその飛び方。
僕の場合は、地上から数10m上空をスーッと並行移動しているだけなのです。
場面によっては建物の屋上スレスレぐらいの高さを、
ちょうどドローンで撮影した映像のように、ゆっくりと前に進んでいきます。
この夢には、いかなる深層心理が反映されているのでしょうか?

ひとつ、思い当たるものがあります。モノレールです。
僕はモノレールが好きで、機会があるたびによく喜んで乗っていました。
モノレールでは席に座って遠くの景色を眺めていると、
高架の上を走る電車からの景色と大して違いを感じませんが、
窓のそばに立って真下を眺めると、まるで空を飛んでいるように
景色が足元を流れていくのを見ることができます。
車輪もタイヤを使っているため、振動が少なく、動きもなめらか。
まさに、スーッと並行移動しながら、空を散歩しているような気分が味わえます。

モノレールからの景色が好きだから、そういう飛び方をする夢を見るのでしょうか?
それもなんとなく釈然としないものを感じます。
思うに、飛ぶこと自体の楽しさだけでなく、上空から世の中を眺めてみたいという願望が、
その夢を映し出しているのかも知れません。
いつも過ごしている世界を上から眺めたら、どんなふうに見えるのか?
日頃とは違う視点で世界を見つめるおもしろさを、上空で楽しんでいるような気もします。

まあ、気持ちがいいから、そういう夢を見るのだ。それが結論でいいのです。
どうでもいいことを書いていいのがこのコラムですが、
今回は本当にどうでもいいことを書いてしまったと、少々反省しております。