Column & Diary

[代表雑記 082] 無茶の効能

2018年4月9日

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人は一回無茶をすると、その後、同じようなことがラクにできる。

先日、訳あって青山一丁目から目黒まで歩いて帰ってきた。
あとでGoogle Mapで確認すると、約5km・1時間という行程。
思ったほど大した距離じゃなかった。
深夜だったので歩きやすいし、夜風が心地よかった。

で、先日所用で渋谷に行く際、ふと、歩いていくか、と思ってしまった。
青山一丁目からの距離を考えたら、ぜんぜん近い。
とくに急がなければならない状況でもなかったし、
最近の運動不足解消も兼ねて、歩いたほうがいいんじゃなかいかと。

結局は、電車で行った。当たり前だ。いちおう仕事での外出なのだ。
打ち合わせにいきなり呼吸の荒いおっさんが現れても、先方は驚くだけだ。

人は一回無茶をすると、その後、同じようなことがラクにできる。
これは、できる/できない以前の「面倒くさい」と感じるハードルが
ぐっと下がるからだろう。だって、この間、やったんだから。

面倒くさいと思う気持ち。これをなくすために一回やってみる。
そう考えると、たまには自分なりの無茶をやるのも悪くない。
やっぱり、小さな無茶を重ねて、人は成長するってことなんだろうね。