Column & Diary

[代表雑記 016] 中年の中間地点

2017年10月30日

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30代から40歳になった時は、わりと大きな区切りというか、
もう言い訳が通用しない年齢になってしまったなと、
妙に覚悟みたいなものを感じたものでした。
というか、“40歳までにこれをやろう”みたいな意識が強すぎて、
37歳になった頃からどこか40歳の気分が入り込んでしまい、
40歳をやたらと長く過ごしてしまったような気がします。

で、40代から50歳になる時は、
区切りとか、覚悟とか、あまりそういう大げさなものは感じないものですね。
はい、ワタクシ菅原浩之は、本日、50回目の誕生日を迎えました。
半世紀ですよ。人生50年。世が世なら、もうご臨終の歳となってしまいました。

さっきの50歳はあまり区切りを感じないという話ですが、想像するに、
年齢って0〜19歳、20歳〜39歳、40歳〜59歳、60歳〜79歳というセットに
なっているんじゃないでしょうか?
そしてそれぞれが、子供、青年、中年、老年みたいな区分けになっているのが、
自分的にはしっくりくるように思います。
そう考えると、50歳は中年の中間地点。まだまだなんかできそうな気がします。

それに、これは前から感じていることですが、
僕は外見も内面も、人間としての成長が本当にのろまで、
人より10年ぐらい遅れているように思っています。
ずうずうしいですか? はい、そうですよね。
気持ち悪いですか? そりゃそうですよね。

四十にして惑わず。五十にして天命を知る。と昔の偉い人は言いました。
思うに、天が自分に与えた使命(天命)なんて、わかるわけもないですが、
心の迷いがなくなる(不惑)ことについては、ここにきて少し感じるところがあります。
やっぱり10年遅れですが、今日の日を迎えるまでに、
そのあたりにちょっと手応えを感じてきていることが、個人的にはとてもうれしいです。

ともあれ、僕みたいな人間がなんとか半世紀もやってこれたのは、
昔からいい人ばかりと出会えたからだと思います。僕は本当にラッキーです!
これからもみなさんと一緒に、いろんなおもしろいことを企てていきたいと思います。
ナイスキャッチともども、菅原浩之を、どうぞよろしくお願いいたします!