Column & Diary

[代表雑記 103] スターバックスのスマトラ

2018年5月28日

column_180528_1

頭がボーっとするとき。なんか落ち着かないとき。めんどうな仕事を始めるとき。
コーヒーを淹れたら、まあ、なんとかなる気がしてくる。

僕にとってコーヒーは、気分を切り替えるスイッチだ。
Amazonの口コミを見て決めたメリタのコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。
まずは立ち昇る香りが、気分の切り替えスイッチを半押しにしてくれる。
そしてタンブラーからひと口。
温めた牛乳を加えてミキサーで泡立てたお手製のカフェオレ。
ちょっと土っぽいぐらい深い味わいが、五臓六腑に沁みわたる。
スターバックスで買ってきたスマトラという豆が、僕のお気に入りだ。

今はやりのハンドドリップとか、こだわりのコーヒー豆とかにはあんまり興味がない。
お手軽なコーヒーメーカーと、近くのスタバで買える豆。それで十分だ。
十分だというか、このスマトラというコーヒー豆は、僕の好みのど真ん中である。
まず、僕は酸っぱいコーヒーが好きじゃない。
薄いってことではない、あのうっすらとした酸味は僕はコーヒーにはいらない。
さらに、どのみち牛乳を入れるので存在感のある濃い味が欲しい。
そういう好みを素人ながらに以前スタバで話したら、スマトラという豆を勧められた。
それ以来、自宅でコーヒーを淹れるときはスマトラ一辺倒になった。

毎朝起きるとスマトラのコーヒーを淹れる。
毎日同じ味のコーヒーを飲むと、今日もまた一日が始まるという気分になる。
体調がよかろうが悪かろうが、味は一緒。いわゆるルーティンである。
同じ味で毎日が始まるというのは、規則正しく生活を送るためには重要なことかもしれない。
だからコーヒーを飲まずに打ち合わせに出たりすると、ちょっと気持ちのすわりが悪い。

毎日飲むためにも、好きな味でなくてはならない。
べつにコーヒー通でも、マニアでもないのだが、
自分がスマトラというコーヒーが好きだということがわかって、
けっこうよかったなと思ったりする。
というわけで、この味と一緒に、今日もキーボードの前へと向かうのだ。