Column & Diary

[代表雑記 038] コラム&ダイアリーを振り返って

2017年12月27日

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1年間のブランク、というか放置期間を経て、
週3回、ほぼ隔日で書き続けるようになったこのコラム&ダイアリー。
今日でようやく3カ月が経過した。
そして今、痛感しているのは「自分はもっと書ける人間だと思っていた」ということだ。

最初のころは、ある程度は仕方ないと思っていた。
まずは、書くという習慣をつけること。続けることで書くという行為に慣れ、
楽に、自由に、自分が思うことを言葉にできるようになるだろうと考えていた。
しかし、いっこうに楽にならない。それどころか、苦しいばかりだ。
さらにいうと、内容がそんなにおもしろくない。(笑)
これも今は、続けることに重きを置いているので目をつぶっているが、
さすがに何とかしないとな、と内心あせっている。

慣れてくれば、文体や言い回しを含め、
自分なりの型というか、スタイルができてくるのではと期待しているが、
どうやら期待しているだけでは都合よく生まれない気がしてきた。
とりあえず自分の好きな文章を書く人のマネから始めてみようとも思うが、
なかなかそれもうまくはいかない。

そもそも、書くネタやテーマに苦労する。
打ち合わせ以外は外出もせず、一日中モニターの前に座って仕事をしている自分は、
なんと面白みに欠けた毎日を送っているのだろうと思う。
いや待てよ、そういう生活に問題があるのではなくて、
おもしろいことを求めない、または感じない、自分の心のほうが問題ではないだろうか。
まあ、確かにそういう傾向はあるが、今、そこを考えるのはやめておこう。
あまりにも自分が悲しすぎるではないか。

心に思ったことを、言葉で言いあらわす難しさ。
それ以前の「何を思うか」の部分に、どのような心持ちで向き合えばいいのか。
そのあたりが、自分は未熟だと本当に痛感している。
けれども、その、今まであえて触れてこなかった部分に向き合わざるを得なくなったことは、
自分にとって、とても大きな変化だと思う。

じつは泳げなかったのに、川に飛び込んでしまったのだ。
とにかく手足をバタバタと動かし、不格好にあがき続けるしかない。
いつか、楽に、自由に、泳げるようになる日がきっとくる。
そう信じて、今はこのコラム&ダイアリーをとにかく続けていこうと思っている。