Column & Diary

[代表雑記 087] グダグダと先延ばし

2018年4月20日

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前回のプラモデルの話でも書いたけれど、
「できないのなら最初からやらない」と思ってしまうのは、僕の悪いクセだ。
それは単に、先延ばしするための言い訳にすぎないことが多い。
やらないと言いつつも、結局はやってしまうのだ。

ある日突然、なにかの拍子に先延ばししていたことを突然始めてしまう。
それなりに面倒で手間もかかるのだが、意外となんとかやり終える。
初めからやらないとか言ってた、あの時間は何だったのだという感じだ。

考えてみると、やるかやらないかをグダグダ考えている時間というやつは、
僕のこれまでの人生のけっこうな部分を占めているのではないか。
「やるべき瞬間がやってくるのを待っている」なんて言うとそれっぽくも聞こえるが、
計画的にことを始めて、自分の時間を有効利用したほうが、
もっと人生は充実したものになるんじゃないかと思える。

ようは、なんでもかんでも「その気になるまで先延ばししてんじゃねえよ」ってことだ。
サクッと計画を立てて、サッサッと始めてみる。
つまずいたらその時点で保留にしたっていいじゃないか。
それぐらいの軽さをもって、こなしていけるものを増やしていけば、
グダグダ考えている不毛な時間は、ずいぶん減るに違いない。

腰の重いホームラン狙いのバッターではなく、
フットワークの軽い3割バッターをめざすのだ。
そういう自分を、いま、僕は必要としている気がする。