Column & Diary

[代表雑記 110] サッカー日本代表パラグアイ戦

2018年6月13日

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昨夜のサッカー日本代表のパラグアイ戦は、ひさびさに観ていて楽しい試合だった。
前回のスイス戦とは見違えるほど、出場した選手たちがアグレッシブに躍動し、
待望のゴールも決め、4-2で勝利した。

素人でもわかるほど、日本はサボることなく前線からプレッシャーをかけ続け、
それが前に向かう推進力となり、チーム全体に勢いをもたらしていた。
「そうだよ、こういうことだよ」と、思わず声を出してしまいそうなほど、
愚直で、活発で、連携がとれた、日本らしいチームの姿だった。

結局、サッカーにかぎらず、弱者の戦術はそうなんだろうと思う。
やるべきことを愚直に行い、つねに相手よりも活発に動き、
一人ではなく全員で連携しながら戦う。
そうすれば、弱者が強者になれなくても、勝者にはなれるかもしれない。

スポーツ観戦のいいところは、選手やその競技に
自分自身を勝手に反映させることができる部分だと思う。
「愚直、活発、連携」
それは、いまの自分に明らかに足りていないところだし、
今後、ますます失われていく部分かもしれない。
しかし、その重要性を再認識し、もう一度それらを取り戻すことができれば、
パラグアイ戦のようなプレーができるようになるかもしれない。

できないことをやってもしょうがないし、
できないことをやるつもりで結局やらないのは、もっとしょうもない。
できることをやる。サボらずやる。それが自分のやり方になる。
それしかないのだ。

それにしても、パラグアイ戦はよかったですね。
ワールドカップの本戦が、ちょっと楽しみになってきました。