Column & Diary

[代表雑記 064] オリンピックが終わって

2018年2月26日

column_180226_1

オリンピックが終わった。
時差がない地域での開催ということで、競技の開始が仕事の時間に丸かぶりすることもあったが、
夜開催の競技もけっこうあって、思いのほか楽しむことができた。
聞くところによると、放映権を持っているアメリカのテレビ局の意向で、
夜とか朝に開催する競技が多かったらしい。選手たちは大変だったろうなと思う。
と同時に、2020年の東京も似た時間帯での開催となるのだろうか、とも思った。
冬季と夏季では事情が違うのかもしれないが、夏の昼間は暑いし、
アメリカでの放送時間を考慮して、夜に開催する競技もけっこうあるのかもしれない。

自分の勝手な考えだが、明日の心配をしつつ、
深夜0時を過ぎてもついつい見てしまうのが、オリンピックの観戦スタイルだと思う。
仕事を気にしつつ、睡魔にあらがいつつ、画面の中のトップアスリートの動きを
ぼんやり見つめているような状態。
とくに注目している競技もないんだけど、祭りには参加しておきたい。
そんな気持ちでダラダラ過ごす深夜の時間も、オリンピック期間中の醍醐味だ。

ほぼ日の「観たぞ」をはじめ、SNSを使って観戦を楽しむというスタイルは
すっかり定着した感がある。
これがあるとリアルタイム視聴は、何倍も楽しくなる。
名もなきネットの賢人たちのコメントには、今回も大いに笑わせてもらった。
リアルタイム視聴のコメントではないが、国別のメダル獲得数ランキングに
「高木家 金3銀1銅1」を忍ばせたのを見つけた時は、天才かよと思った。
しかも、12、3位ぐらいって笑うしかない。

観戦者として楽しむ力が試されるのも、オリンピックなのかもしれませんね。
東京オリンピックは、そんな楽しむ力が最高に発揮される大会になるのかもしれません。
そう思うと、すごく楽しみになってきます。