Column & Diary

[代表雑記 041] お正月の帰省の風景

2018年1月3日

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みなさま、お正月休み、いかがお過ごしでしょうか?
僕はこの時期、実家のある福岡に帰省している。

最近は、帰省する日も1月1日と決めている。
年の瀬はなんやかんやと大晦日まで忙しかったりするし、
さすがに元日は飛行機の予約も比較的とりやすい。
機上での機長の挨拶が「みなさま、新年あけましておめでとうございます」
と始まるのも、この時期ならではという感じがして、ちょっと得した気になる。
そして真新しい機内誌を読みながら、福岡空港に降り立つのだ。

現在、菅原家の実家は太宰府市にある。
学問の神様で有名な菅原道真をまつる太宰府天満宮まで歩いて行ける距離だ。
ちなみに菅原家の家紋は太宰府天満宮と同じ梅紋なので、
実家でそろばん塾でも開けば、それなりに便乗商売ができるかもしれない。

という冗談はさておき、問題はこの太宰府天満宮だ。
大晦日から正月三が日の期間、天満宮は多くの参拝客でごった返しになる。
参道の入り口に直結している西鉄電車もかなり混雑するし、
多くの他府県ナンバーのクルマも天満宮を目指して渋滞の列をつくる。

つまり、実家までたどり着くのがなかなか大変なのだ。
最近は空港までクルマで迎えに来てもらうのだが、
太宰府の近くまで来ると車両規制によって近所の道が封鎖されていたりする。
天満宮に行くわけでもない自分たちのクルマが、
駐車場に向かうクルマの渋滞に巻き込まれ、ノロノロと進むことになる。
そこまでを含めてが、僕の帰省の風景だ。

とはいえ、太宰府天満宮は自分にとってやっぱり特別な場所だ。
初詣は必ずといっていいほど太宰府に参拝するし、
その昔は天満宮の裏に位置する宝満山に登り、山頂からご来光を拝んだりもしていた。
そして何より、境内のお茶屋さんで名物の梅ヶ枝餅をいただくと、
「ああ、福岡のお正月だなあ」と、何ともいえず穏やかな気分になる。

ということで、明日はさっそく参拝に行ってこようと思います。
初詣の参拝客と、仕事始めの勤め人と、入試を控えた受験生と、海外からの観光客で、
ものすごいカオス状態になっているかもしれません。
それを実感するのも、太宰府に住む者の醍醐味といえるかもしれません。