Column & Diary

[代表雑記 033] ノンアルコールビールの有能さ

2017年12月13日

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いちばん好きな飲み物は何ですか?と聞かれたら、
僕は迷わずこう答える。「ビールです」と。

可能であれば、いつでも、どんな食事も、ビールと一緒に食べたいと思う。
サンドウィッチとビール、合うよねー。
カレーとビール、めちゃくちゃ合うー。
とんかつとビール、完璧に合うー。
ようは何でも合うのだ。なんならケーキとビールだって、いけてしまうだろう。
ビールと相性の悪い食べ物なんて、果たしてこの世にあるのだろうか?

とはいえ、食べた後に仕事が待っている、クルマを運転する予定がある、などなど、
いつでも食事と一緒にビールを飲むわけにもいかない。
ということで、自宅での夕食には、ノンアルコールビールの出番となる。
最近のノンアルコールビール、ホントよくできてます。
ビールならではのノドごしと清涼感あふれる味わい。
ビールの代わりではなく、もうこれでいいんじゃないかと思えるほどだ。
実際、僕は自宅でひとりの時は、原則としてビールは飲まないように決めてしまった。
ビールは好きだけど、酔っ払うのはめんどう。そんな時がしばしばあるのだ。
夜の時間を有効に使うために、僕にとってノンアルコールビールは欠かせないものとなっている。

と、ここでふと疑問が生じる。そもそもお前は、ビールのどこが好きなのか?と。
もしかすると、僕がビールに求めているのは、アルコールとしての役割ではないのかもしれない。
ただ酔いたいだけなら、ワインや日本酒のほうが即効性があるのは分かっているのだから。

解放感かもしれない、と思う。
ひと仕事終えてネクタイを緩めるような、そんな儀式としての“おつかれさま感”。
そういう雰囲気を味わうために、ビールを飲んでいるのかもしれない。
だから、それが“ビールテイスト”であったとしても、許せてしまうのだろう。
我ながら底の浅さにあきれてしまうが、たぶん本当なのだからしょうがない。

ところで、ノンアルコールビールでダイエットに成功したという話をたまに聞くが、
そっちの効果は今のところ、そんなに感じられない。
お店に飲み行くことは多いし、そこではひたすらビールを飲み続ける。
しかしながら、お店以外をノンアルコールビールにすることで、
増え続ける体重に歯止めをかけていることは、確かにあるような気がする。

もはやノンアルコールビールなしに、健全な生活は送れないようになっているようです。