Column & Diary

[代表雑記 084] 新幹線での出張

2018年4月13日

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先日、関西に向かう出張で、ひさびさに新幹線に乗りました。
朝7時ぐらいの品川発だったのですが、すでに車内はスーツ姿の人たちがいっぱい。
出張組にとっては朝7時なんてぜんぜん早くもないんでしょうね。
ちょっとびっくりしました。

さて、新幹線のシートも飛行機と同様、いい意味で拘束力ある空間です。
寝てもいい状況だけど、さほど眠気はない。重くなるので読みかけの本は置いてきた。
スマホでSNSのタイムラインを眺めるのも、10分程度で飽きてきた。
そうなると、あれしかありません。
前席裏のネットにペットボトルをはさみ、テーブルを出して、メモ帳を開く。
日頃後回しにしてきた個人的な事柄を検討する、ひとり脳内ブレストの開始です。
これが、はかどる、はかどる。
他にやることがない。まわり移動できない。
そういう空間では、自分の想像力がよけいな誘惑に惑わされずに、フル稼働していきます。
今回は「習慣化」というテーマで、いくつかのアイデアが浮かびました。

しかしあれですね、この新幹線や飛行機のシートにいる状態を
日常生活の中で再現できないものですかね。
って書きながら、これはフリーランスならではの悩みのような気がしてきました。
会社勤めの人たちは、しっかり拘束力のある空間で活動しているんですもんね。
いや、ちょっと違うのかな。むしろ喫茶店やカフェで仕事する感覚に近いのかも。
それしかできない環境に自ら向かうのは、いい意味での拘束力を享受するためですもんね。

しかしまあ、出張慣れしている人たちは小物類も工夫を凝らしているんですね。
帰りの車内で見たのが、缶ビールの保冷用のカバー。本来はキャンプ用品なのかな。
駅弁をほおばりつつ、保冷カバーのついた缶ビールを美味しそうに飲む
熟練の出張ビジネスマンをちらほら見かけました。

新幹線での出張、嫌いじゃないです。