Column & Diary

[代表雑記 106] 押し寄せる食欲の高波

2018年6月4日

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最近、どうにも胃が苦しい。単純に食べすぎなのだ。

食欲というものには波がある。
ほどよく腹八分目で十分というときもあれば、
土曜の放課後の高校生みたいに満腹になるまでハシを置かぬというときもある。
現在はまさに、半ドンあがりのティーンエイジャー状態である。
理由は明快。先日購入した新しい炊飯器のせいだ。

「白いご飯がおいしい」。ご飯好きなら、もうこれだけで至福である。
料理をつくるのはそれほど苦ではない。
と言いつつ、手のこんだ料理などをつくるわけでもない。
いわゆる箱入りの料理の素(回鍋肉の素、麻婆豆腐の素とか、そんなやつ)で、
3、4人前の料理を一気につくり、2回にわけて食べる。
まわりを気にせず、食べたいだけ口にほおばり、ご飯をかきこむ。
そんなときは、満腹になるという結果だけではなく、
食べたいもの食べたいだけ食べるという行為そのものが快楽となっている。
いま、そんなモードに入ってしまっているのだ。

もちろん、こんなことを続けていては怠惰感満載の甘えボディになってしまう。
それはマズイということで、いちおうジョギングだけはやろうとする。
いざ走ると、身体が重く、ペースが上がらない。
息も絶え絶え、内臓が逆流しているような感じがして気持ちが悪くなる。
そう、それで胃が苦しいのだ。

実際、食べてすぐにウトウトしてしまうことも多いので、
逆流性胃炎だとか食道炎だとか、そういった症状が出ているのではないかと思う。
これはこれできちんと病院に行っておくべきことだが、
まずはやっぱり、押し寄せてくる食欲の高波を抑えるようにしなければならない。
一食ぶんの食事量を少しずつ減らし、腹八分目モードに戻していくのだ。

そう、いま必要なのは自制心。
とコラムで宣言したところで、すぐに解決するものでもない。
コツコツと地道な努力を重ねていくしかない。
夏も近いし、Tシャツに浮き出る腹は、なるべくスッキリさせたいものである。