Column & Diary

[代表雑記 090] 受け身ではない気持ちのあり方

2018年4月29日

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ゴールデンウィーク前になると、仕事の締め切りが立てこんでくる。
めんどうなことは休み前に終わらせて、みんなスッキリとした気分で休日を迎えたいのだ。
そりゃ、そうだ。僕だって東京を離れる予定だし、絶対に終わらせなければならない。
ということで、いつも以上に集中して作業に向き合うことになる。

調子は悪くない。ただ、時間がなくて締め切りに間に合うかどうか。
そういう状態になると、人はものすごい集中力を発揮するものだ。
感覚が研ぎ澄まされ、正しい判断がスパスパできるようになる。
この精神状態に入ると、余裕はないのだが、ちょっと楽しくなる自分もいたりする。
なんというか、受け身ではなくなるのだ。
前に出る。前を見る。前でやる。
正しい判断が降りてくるのを待つのではなく、自分からどんどん取りにいく感じ。
こういう時はたいてい、最後にはやり遂げることができるものだ。

こういうのって、プレーヤーとしての質が何段階か上がった状態になるんだろう。
一口にプレーヤーといっても、いろんなレベルがある。
ベンチ入りの選手なのか、スタメンを張る選手なのか、主力選手なのか、スター選手なのか。
普段はベンチとスタメンの境界線にいるプレーヤーが、
いわゆるゾーンに入ることで覚醒し、主力選手級の働きをする。
あくまでもたとえ話だが、それぐらいの快感がある気がする。

というわけで、無事に作業を終え、実家でこれを書いてます。
でも、仕事の締め切りは守れましたが、コラムの締め切りは守れませんでした。
プレーヤーとしては、まだまだ未熟であります。