Column & Diary

[代表雑記 091] ワークスペースのメインとサブ

2018年4月30日

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今年のGWは実家で過ごしている。ということで現在、福岡の大宰府にいる。
幸いにして実家には自分の部屋が確保されているので、
仕事用のデスクやら、イスやら、パソコンやらを持ち込こんでいる。
おかげでほぼ東京と変わらない環境で仕事をすることができる。
今回も、パソコンを通してテレビ会議をやったし、資料をいくつか書いたりもした。
こういうことを実際にやると、本当に便利な世の中になったと実感する。

でも、と少しだけ思う。
やはり東京の仕事場でやる作業と、福岡の実家でやる作業が
まったく変わらないかといえば、そうではない。
調べるとき、考えるとき、書くとき、やっぱりどこかスムーズでないところがある。
使い慣れていない道具で料理をするような、
ちょっとだけ感覚がフィットしていない部分があるように思う。

それは、単なる慣れの問題なのか、それとも気持ちの問題なのか。
環境からくる「メイン」と「サブ」という感覚が、
頭の回転に微妙に影響をおよぼしているのかもしれない。

こういう感覚も、今となっては古い価値観なのかもしれない。
ノートパソコンをもって、あちらこちらで作業をしている人たちには無縁な悩みなんだろうな。
パソコンを開いた場所が、どこでも「メイン」のワークスペース。
そういう認識を、これからは意識してもったほうがいいかもしれないと、ちょっとだけ思いました。